沖縄の泡盛の伝統を受け継ぐ「瑞泉酒造株式会社」
沖縄の地酒といえば「泡盛」ですよね。泡盛と聞くと、お酒に強い方が夜通し楽しんでいるイメージがあるのではないでしょうか。沖縄では、朝から泡盛で盛り上がっているという印象もあるとか。そんな泡盛はどれほどの歴史があるのでしょうか。沖縄で有名な泡盛を製造している「瑞泉酒造株式会社」では、泡盛を作る過程を見学できるサービスを行っています。沖縄の伝統的お酒”泡盛”を守り抜いてきた老舗酒蔵についてご紹介いたします。
沖縄でも老舗の酒蔵
今では多くの人が口にする泡盛ですが、泡盛出来上がった琉球王朝時代は厳重な管理をしていました。そのため、気軽に口にできる代物ではなかったと推測されます。しかし、時が経ち民間でも泡盛の酒造が許可されるようになり、今のように沖縄の地酒といえば泡盛と呼ばれるまでに普及されたとされています。泡盛を酒造されている酒蔵の中でも、歴史が長い「瑞泉酒造株式会社」は、泡盛造りの伝統を受け継ぎ現在まで多くの人が足を運んで購入しているそう。アルコール度が高いとされる泡盛は、お酒好きには最高の味を堪能できるでしょう。その泡盛はなんと600年以上の歴史があるとご存知でしたか?もともと泡盛は、東南アジアから日本に運ばれました。沖縄でさらなる進化を遂げ、現在の泡盛ができたとされています。そして琉球時代に、専門の職人が大事な献上品などで使用する際の泡盛を酒造していた祖先が、瑞泉酒造株式会社と繋がっているのです。
さまざまな品揃えの酒造
130年以上の歴史を持つ瑞泉酒造株式会社では、戦争の時代をも耐え抜き現在まで伝統をつなげてきた古酒が有名です。古酒は、3年以上寝かせてこうじ菌を育てます。手間暇かけて造られた古酒は、アルコール度数は高いもののフルーティな味わいが人気。味の好みは、人それぞれですが伝統として受け継がれた古酒は、沖縄に訪れたなら一度は試してみてくださいね。最近では、紅茶のリキュールも販売されているので泡盛は苦手だけど、歴史ある酒蔵のお酒を楽しみたいと思い方は、ご自分にあった商品を試してみるのもおすすめです。
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